10月13日は豆の日。お豆でみんな健やかに。

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2023.08.10

お豆のコラム㉚ 子どもと一緒に冷たい豆のスイーツをつくろう!

 

猛暑が続く今年の夏。気象庁の3か月予報(7月25日発表)によると、8月、9月も全国的に平年並みか平年より気温が高い状態が続くようです。暑さに負けないように、しっかり栄養をとりたいですね。
今回は、豆の栄養をとることができる冷たいスイーツをご紹介します。レシピを考案してくれたのは料理研究家の丸山久美さん。見た目もかわいくて、とてもおいしいスイーツができました。豆を煮ておけば手軽につくれるので、ぜひお子さんと一緒に楽しくつくってみてください。

 

【小さなプラカップでつくる、お豆とフルーツのパレタ】

 

 

「パレタ」とはメキシコの棒付きアイスのこと。メキシコにはパレタの専門店があり、フルーツをたっぷり使った様々なフレーバーのパレタがずらりと並んでいて、とてもカラフルで楽しいそうです。今回はそのパレタをイメージして、お豆を加えた棒付きアイスをつくりました。凍らせた豆は、煮豆とは全然違う食感と味わいで皮も気にならず、普段あまり豆を食べない子どももこれなら自然に食べてくれそうです。100%ジュースや市販のチョコレートなど、簡単に手に入る材料でつくることができます。※豆は煮崩れる寸前まで軟らかく茹でてください。小さなお子さんが食べる場合は、[ つくり方 ]の2の工程で食べやすいように指でつぶしてからプラカップに入れてください。

 

[ 材料 ] ※100mlの小さなプラカップ6個分

柔らかく茹でた豆(金時、小豆、手亡など)10~12粒 ※手亡についてはこちらを参照
果物(バナナ、キウイ、パイナップル、マンゴー、みかん、ベリーなどお好みで)適量
・フルーツジュース味2個分 / ジュース(子ども用の100%ジュースでも可)100ml
・ミルク味2個分 / 練乳 大さじ2、牛乳 100ml
・チョコレート味2個分 / 板チョコ(ミルク)20g、牛乳 100ml
100mlのプラカップ6個 木製スティック6本

 

[ つくり方 ] 

1、ミルク味は、牛乳に練乳を加えて混ぜる。チョコレート味は、牛乳を温めて板チョコを割り入れて溶かして粗熱をとる。
2、〈この工程をお子さんとご一緒に〉ジュース、1をプラカップに入れ、小さく切った果物と豆を加える。

3、冷凍庫で1~1時間半ほど冷やし、ある程度固まったら中心にスティックを刺し、再び冷凍庫に戻して5~6時間冷やし固める。
4、ボウル等に水をはり、プラカップを浸けてほんの少しだけ周りを溶かしてカップから取り出す。

 

【手亡のグラニテ】

 

 

フランス料理のコースの途中で口直しとしてサーブされる「グラニテ」。口直しなので、果物や野菜、リキュールを使ったさっぱりしたものが多く、ソルベ(ソルベは仏語。英語ではシャーベット)に比べてシャリシャリとした食感が特徴です。そのグラニテを手亡(※手亡についてはこちら)でつくりました。手亡でつくったグラニテはまろやかな味わい。豆の茹で汁を加えることで、さらにコクのある仕上がりになります。豆本来のうまみと甘みを引き出すために、砂糖を加えず、練乳の量も控えめにしたレシピなので、味が物足りないお子さんには練乳を上からトッピングしてあげましょう。

 

[ 材料 ]※ティーカップ大のカップ4個分

柔らかく茹でた手亡 200g
手亡の茹で汁または水 350ml
練乳 大さじ2と1/2
ビスケット、カラーシュガー、チョコレートスプレーなどお好みで適量

 

[ つくり方 ]

1、〈この工程をお子さんとご一緒に〉手亡を保存袋に入れて閉じ、指で豆をつぶす。大きな粒が残らないように、1粒ずつしっかりつぶす。※緩衝材のプチプチをつぶす感覚でお子さんと楽しく!

2、1をバットに移し、茹で汁または水を加える。浮いてきた皮をスプーンなどで取り除く(多少残っても問題はないのでざっくり取る)。練乳を加えてスプーンで混ぜ合わせ、冷凍庫で1時間ほど冷やし固める。
3、〈この工程をお子さんとご一緒に〉2を取り出し、全体をフォークで削るようにシャキシャキと混ぜる。混ざったら再び冷凍庫に戻して1時間ほどしたら取り出し、再度フォーク混ぜ、冷凍庫に戻す。※バットをしっかり押さえて、けがをしないようにお気をつけください。

4、固まったらフォークで削ってシャーベット状にする。器に盛り、お好みでビスケットやカラーシュガーなどで飾り付け、溶けないうちにいただく。

 

栄養たっぷりの豆を使った冷たいおやつ。お子さんと手づくりして残暑の1日を楽しくお過ごしください。

 

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