2025.10.09
令和7年度豆類需給安定会議、令和7年度豆類産地懇談会、第71回豆類生産流通懇談会が開催されました。
豆類の生産・流通・加工等に関係する者が一堂に会し、主産地十勝の作況を調査するとともに、今後の豆類の需給に関する情報・意見の交換を行う「令和7年度豆類需給安定会議、令和7年度豆類産地懇談会、第71回豆類生産流通懇談会」が、公益社団法人北海道農産基金協会、一般社団法人全国豆類振興会及び北海道豆類振興会の共催により、9月4日(木)に北海道十勝管内で開催されました。
当日の作況調査及び懇談会には71名が参加し、午前中に十勝農業試験場及び周辺の生産農家で本年産豆類の生育状況について調査を行うとともに、午後、帯広市内のホテルにて懇談会を行いました。
懇談会では、ホクレンから、北海道全体の豆類の生育状況について、十勝、オホーツク地域の農協担当者から、各地域における生育状況について、それぞれ報告がありました。
また、十勝農業試験場の担当者から、小豆、菜豆の新品種の紹介、近年、豆類の品質低下に大きな影響を及ぼしている高温障害に関する分析等の報告があったりました。
その後、今回、話題提供者としてお招きした(一財)日中経済協会北京事務所の山田副所長から、中国における豆類生産の状況について報告いただき、意見交換に移りました。
意見交換では、実需者側から各業界の状況が紹介されるとともに、産地側に対して良質な豆類の安定供給等への要望が出されました。